井木事務所 京都の司法書士コラム
武富士 過払い金返還の権利者は130万人
- 2010-12-09 (木)
- 武富士 民事再生
「過払い金返還の届け出 武富士、130万人に手紙で通知」
会社更生手続き中の武富士は12月半ばから、過去に払いすぎた利息の返還請求の権利をもつ顧客に手紙を出し、過払い債権として届け出るよう通知する方針を決めた。11月から新聞広告などを通じ、返還金の届け出を呼びかけてきたが、さらに周知を徹底する狙い。対象者が約130万人と多いため、ほかの消費者金融大手への返還請求が勢いづく可能性もある。(以上引用終わり 情報元: 日本経済新聞 電子版 2010/12/9 1:30)
以前潜在的な過払い金債権者は200万人いるという報道を記事にしたことがありましたが,最新の報道によれば,130万人とのことです。この130万人には10年以内(時効消滅していない)に完済した契約者が含まれています。同業者の情報交換では,完済した契約者に対して,通知されているという報告もあります。
武富士の倒産以降,クレジット・サラ金各社の過払い金返還交渉が難航しています。130万人の通知が届くことによって,自分自身が潜在的な過払い金請求者であることを初めて認識する方もいるでしょうから,武富士以外のクレジット・サラ金会社に対しても過払い金返還請求が増加し,各社の財務状況が悪化し,交渉がさらに難航することになるでしょう。
追記:平成23年5月8日
5月6日の管財人の記者会見で、最終的に過払い金返還請求した債権者は、90万7787件だったとのことです。130万人のうち、90万人が請求したとのことですので、およそ70%の方が請求したことになります。
30%の請求しなかった方は、そもそも住所移転などで通知が届かなかったケースもあるでしょうし、通知の内容の意味がわからずに、通知しなかったケース、思い出したくもなかったケースなど様々でしょう。(以上、追記終わり)
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Perfume MAMAで初の海外ステージ 海外進出への第一歩
- 2010-11-30 (火)
- Perfume
PerfumeがMUSIC ON! TVと韓国Mnet Mediaの共同制作の音楽授賞式MAMAに出演しました(会場はマカオ)。ファンの間ではPerfume史上初めての海外でのステージということで話題になっているものの、意外に記事が少ないように思います。日本では、スカパーのM-ONで生中継ということだったので、この1日のためにM-ONに加入しました。
↑MNETでのPerfumeのスポットCMらしいです。
ハングルの字幕とナレーションで何を言っているかわかりませんが、動画はとてもいい感じです。映像部分は、ポリリズム、ワンルームディスコ、ねぇのPVをMIX、音楽部分はねぇのインスト部分のカッコいいところをMIXしています。このスポット動画をみて、やはりPerfumeはカッコいいなと思いました。
海外進出には賛否両論あるようですが,Perfumeの発言などからも,来年以降は海外に進出する方向のようです。今回のステージはその第一歩という位置づけです。
Perfumeの記事を書いてもほとんど反響はないのですが、時々書いていこうと思います。
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イオンモール京都ハナ 士業合同無料相談会に行ってきました。
- 2010-11-16 (火)
- 未分類
イオンモール京都ハナにて毎年恒例の士業合同相談会に参加しました。
京都青年司法書士会が主催し、弁護士、税理士、社会保険労務士、土地家屋調査士、公証人の先生方も相談員として参加しています。
今年も大盛況のうちに終了しました。他士業合同は年に1回ですが、司法書士と社会保険労務士による定例相談会ま毎月開催していますので、是非ご利用ください。
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「遺言と成年後見」をテーマに講演をしました。
11月4日、リーガルサポート京都(社団法人成年後見センターリーガルサポート)の講師として、京都府自閉症協会にて、遺言と成年後見をテーマに講演を行いました。
遺言と成年後見と、自閉症とどういう関係があるのか疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
講演では、どのような関係があるのかを、具体例を紹介しながら話をさせて頂きました。また、参加者の方々に実際に遺言を書いてもらったり、後見人の具体的な仕事内容である裁判所との関係(監督と報告)、金融機関との取引、契約の仕方を紹介し、具体的にイメージしてもらうことによって、後見人ってハードルが高そうだけど、意外とできそう?!と思っていただくことを目的としました。司法書士が司法書士に対してするような専門的な話は極力控えました。
後見人は、本人の法定代理人ですので、委任と代理の関係や、そもそも代理とはいった何であるかについて本質的な論点を解説することによって、後見人とは何であるかについて説明させて頂きました。この部分は司法書士でも理解が難しいところなので、参加者の方々はどう思われたか気になるところです。
当日は時間の関係で話しきれないことがあったのが少し心残りでしたが、参加者全員から満足とのアンケート結果を頂きましたので、少しはお役にたてたのかなあと思う次第です。
遺言と成年後見に限りませんが、ご要望がありましたら、派遣講師いたしますので、ご相談ください。
京都府自閉症協会さんは、自閉症のお子さんをおもちの保護者の方々を中心に、活動されている団体です。私はそれまで、自閉症という言葉自体は知っていましたが、それが何であるかについて”全く”知りませんでした。不勉強な話ですが、自閉症と引きこもりの違いすら理解していませんでした。事前の打ち合わせで、自閉症について協会の方にレクチャーして頂き、たいへん勉強になりましたし、関心を持ちました。
もし自閉症についてご存知ない方がいらっしゃいましたら、是非インターネットなどで調べて頂きたいと思います。決して他人事の話ではないと感じられるのではないかと思います。私もこれも何かのご縁かと思いますので、関心を持ち続けていきたいと思います。
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