11月4日、リーガルサポート京都(社団法人成年後見センターリーガルサポート)の講師として、京都府自閉症協会にて、遺言と成年後見をテーマに講演を行いました。
遺言と成年後見と、自閉症とどういう関係があるのか疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
講演では、どのような関係があるのかを、具体例を紹介しながら話をさせて頂きました。また、参加者の方々に実際に遺言を書いてもらったり、後見人の具体的な仕事内容である裁判所との関係(監督と報告)、金融機関との取引、契約の仕方を紹介し、具体的にイメージしてもらうことによって、後見人ってハードルが高そうだけど、意外とできそう?!と思っていただくことを目的としました。司法書士が司法書士に対してするような専門的な話は極力控えました。
後見人は、本人の法定代理人ですので、委任と代理の関係や、そもそも代理とはいった何であるかについて本質的な論点を解説することによって、後見人とは何であるかについて説明させて頂きました。この部分は司法書士でも理解が難しいところなので、参加者の方々はどう思われたか気になるところです。
当日は時間の関係で話しきれないことがあったのが少し心残りでしたが、参加者全員から満足とのアンケート結果を頂きましたので、少しはお役にたてたのかなあと思う次第です。
遺言と成年後見に限りませんが、ご要望がありましたら、派遣講師いたしますので、ご相談ください。
京都府自閉症協会さんは、自閉症のお子さんをおもちの保護者の方々を中心に、活動されている団体です。私はそれまで、自閉症という言葉自体は知っていましたが、それが何であるかについて”全く”知りませんでした。不勉強な話ですが、自閉症と引きこもりの違いすら理解していませんでした。事前の打ち合わせで、自閉症について協会の方にレクチャーして頂き、たいへん勉強になりましたし、関心を持ちました。
もし自閉症についてご存知ない方がいらっしゃいましたら、是非インターネットなどで調べて頂きたいと思います。決して他人事の話ではないと感じられるのではないかと思います。私もこれも何かのご縁かと思いますので、関心を持ち続けていきたいと思います。
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